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2019年8月 7日 (水)

祝 渋野日向子さんの快挙

はじけるような笑顔、とはこのことを言うのだろう。世界の女子ゴルフ界の試合でもメジャーと位置付けられる全英女子オープンで、日本のプロゴルファー渋野日向子さんが優勝した。そのインタビューの際の写真だ。

ここのところ悲しくうっとおしいことが多い中、それを吹き飛ばすかのような快挙だ。韓国の強豪女子プロをも一蹴。国民もメディアも、日本中が大喜びしたような感がある。それだけ価値のあることを昨年にプロテストに合格したばかりの二十歳がやってのけた。

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あまた多くの報道があるので、私ごときが書くこともないのだが、嬉しかったので、つい書きたくなる。6500ヤード以上の距離のあるコース、4ラウンドで18アンダーというのがどれだけ凄いことか、ゴルフをしないかたにはピンとこないかも知れない。実は、ゴルフ大好きの私にもピンとこない。

飛ばない、曲がる、ダフる、チョロする、トップする、ショートパットが入らない、スコアはいい時で80台前半、悪ければ100以上叩く、というのが私のような大多数の世のアベレージゴルファーだ。それを渋野さんは66とか68で回っているわけだから、全く次元が違う。プロ予備軍の全国レベルのトップアマはどうか知らないが、県レベルのトップアマぐらいでは男性でも歯が立たない。

腕もさることながら、最終ラウンドで短い距離を3パットしてダブルボギーにしてしまったものの、何もなかったように笑顔でラウンドして取り返すメンタルもたいしたものだ。私ごときでも、ダブルボギーは痛いし、悔やまれ、がっくりきて、それがまたミスを呼ぶとわかっていながら、しばらくは表情が暗い。

男子プロの場合は、はじめから体力が違うと思い込んで見るのだが、彼女は、体格的には、普通の男性から見れば少し小柄なわけで、なおさらに技術がきわだつ。ドライバーは、ワイドスタンスからグーンと綺麗な円弧を描いて大きなフォローで振り抜いている。パットも強めにガツンと入れる。優勝を決めた最終ホールの6mか7mかの下りのバーディーパット、私のような小心者にはあのようなパットは絶対に打てない。凄い!

『タラタラしてんじゃねーよ』って何のことかと思ったら、彼女がラウンド中に食べていたお菓子の名前だと知った。お菓子メーカーは大宣伝になっただろうが、すぐに品切れになり、残念なことに、材料の関係から増産もできなかったらしい。着ていた服も手に入れたい人が多くいたようだ。ともあれ、ゴルフだけでなく、お菓子といい、渋野語録といい、随分楽しませてくれた。AKBふうのコテコテメイクに少々飽きたオジサンにとって、すっきり顔の“笑顔のシンデレラ”は新鮮感があふれる。

昨年までは全く無名だったのに、既に国内トーナメントで2勝している。そして今回だ。来年はドサッと億単位の税金がくるだろうから、無理な話だとは思いつつ、コマーシャルにも出ず、できたら今のままで、大いに楽しませて欲しいものだ。願わくば来年の東京オリンピックでも。

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