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2017年11月 1日 (水)

空から見た浅間山と一切経山

初めて伊丹空港から仙台空港に飛んだ。機体はエンブラエル190で、私にとっては初搭乗。どういうルートを飛ぶのかなぁとキョロキョロと下を見ていた。台風21号が通り過ぎ、また次の台風が来つつあるという、台風にはいささかウンザリではあったが、幸いにしてこの時はその合間の快晴であった。

 

伊丹空港を離陸して、日本海側を飛ぶのかと思いきや、機体はあまり高度をあげずにそのまま北東に飛ぶ。富士山の直上かやや北側を飛んだのではないかと思う。遠くに冠雪した北アルプスの峰々が綺麗に見える。

 

しばらくすると、大きな火口というか外輪山の中にくっきりとした火口がある山が見えてきた。頂上付近に雪が積もっているため姿がはっきりとわかる。浅間山である。過去に何度も大きな噴火を繰り返し、今も小噴火を続けている現役バリバリの活火山だ。
Photo

1783年、天明3年の大噴火では1500人近くにものぼる犠牲者が出ている。火口から12㎞、山の北側にある鎌原村は岩屑なだれによってほぼ埋め尽くされ、477名が犠牲となり、村の生存者は小高い場所にある観音堂にかろうじて避難できた93名だけだったという。この時のことは発掘調査で次第に明らかにされており、『浅間山大噴火の爪痕』(関俊明 新泉社)に詳しく記載されている。位置的には鎌原村とは反対側だが、軽井沢と小諸は浅間山麓にあるので、万が一にまた大噴火が起これば多くの人々は、軽井沢のセレブの皆様も、生きた心地がしないであろう。大噴火がないよう祈るほかない。

 

しばらくすると、福島の山々が見えてきた。吾妻山系である。この時は仙台空港に向けて高度を既に下げていたので、山というより大きながけ崩れとしか思えない一切経山と火口がはっきりした吾妻小富士がよく見える。
Photo_2

写真でわかるように、一切経山の表側は火山ガスのせいで緑が全くないが、北側には緑があり五色沼という鮮やかなコバルトブルーの綺麗な湖がある。恥ずかしながら私はそれまで山の裏側にこんな湖があるというのを知らなかった。これは、別名、魔女の瞳と言うらしい。魔女はこんな素敵な瞳をしているのだろうか。少々祟られてもいいからお会いしてみたいものだ。
Photo_3

http://www.yamaquest.com/detail/issaikyozan-1949/375.html


今は忙しくも何ともないが、少しは忙しかった頃からの習性で、予定はできるだけ早くポンと決めて、一旦決めたら変えないようにして、航空券なども安いうちに早く取るようにしてきた。今回の伊丹‐仙台航路もそうで、初めての機体が体験でき、窓側の1人掛けの席で、綺麗な景色を見ることができて1万円というのは実に割り得感のある移動であった。台風で泣かされることもあるけれど、やはり空の旅も楽しい。

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