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2016年1月20日 (水)

ぶつからない車

交通事故のニュースを見る度にひとごとではないと思う。どこまで慎重にするかというのは人それぞれだが、車に乗る人はみんな、自分がケガしないようにすることもさることながら、とにかく、他人を死傷させる、いわゆる交通事故の加害者にはなりたくないというのが第一だろう。ニュースを見ていると、飲酒して夜間に路上に倒れていた人をひいてしまったという事例もある。よほどソロリソロリと走っていない限り、道路が少しカーブしていたりすると、こういうのは避けようがないのではないか。いつ自分にふりかかってくるかも知れず、 こういう“加害者”にはいたく同情してしまう。

 

事故の危険性を少しでも軽減するためには、法規を遵守し慎重に運転するのが最大であることは間違いない。運転をしない、という選択肢だと確実だが、まだまだ活動性がある場合は便利さには替えられず、なかなかそうはいかない。運転技術を磨くというのは、理念としては正しくても、現実性に欠ける。もう今さら磨けはしない。

 

今年1月のネットの情報で、「2010年から2014年にかけて、日本で発生した交通事故(交通事故総合分析センター(ITARDA)のデータ)のうち、自動ブレーキを搭載したスバル車(「アイサイト(ver.2)」)と、自動ブレーキ無しスバル車について比較したところ、自動ブレーキ付きは無しに対して、約6割もの事故低減効果が見られるのです。特に追突に関しては8割以上の低減率で、極めて顕著な差があります。」というのがあった。

http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/traffic-20160117-47865/1.htm

 

以前に、「シニアの車選び」について書いたことがあり、結局、スバルのインプレッサG4のアイサイトVer.3にしたので、この報道にはいたく喜んだ。下の写真が今の愛車。売れているのかどうかは知らないが、セダン型であるG4はあまり多く見ないので自分なりの車という自己満足はある。
G4
幸いにして今まで事故を起こしたことはないが、運転が上手だとは自分でも思えないので、自動車側の安全性を高めるというのも一つの方策と考えての選択であった。もちろん、外車や高級車には手が出ない、興味はあってもハイパワー車は現実的でない、大きな車もSUVも要らないが軽自動車では物足りない、ということで、コンパクトカーか、ホンダのグレイス、新型プリウス、マツダのアクセラとかインプレッサなどのクラスの車に絞られてはいたのだが。スバル360とかレオーネに昔乗っていたので、スバルにもう一度、という思いはあった。

 

意外にロングノーズだということが感覚になくて右折で入った狭い道路の石垣でバンバーをチョコッとコスってしまったり、記憶にないぐらいに久しぶりのタイヤのパンクを経験したりで、昨年秋、買った早々に、つまずいた。ただ、これは車のせいではない。パンクは、遠出している時、ふと、タイヤのひとつがつぶれかかっているのに気がつき、よく見ると、どこでどう踏んだか、ネジ釘がタイヤに刺さり込んでいた。蒼くなって直近のタイヤショップに駆け込んでまずは応急修理をしてもらったのだが、これに気がつかなかったということ自体が我が運転技術の怪しさを証明している。聞くところによれば、こういうのでも昨今のタイヤはペシャンコにならないらしい。もちろん、すぐにディラーに持ち込んで交換した。知らぬが仏で高速を走り続けていたらと思うと背筋が寒くなる。

 

それで、肝腎のアイサイト。“ぶつからない車”がキャッチフレーズだが、これはなかなかよくできている。高速道路で、先行車両にセットしておけば、制限速度の範囲では、ブレーキもアクセルも踏むことなく、一定の車間距離を保って気持ちよくついていってくれ、先行車が減速すればきれいに減速してくれる。この走りだとハイパワー車は要らない。アイサイトだけに頼った運転はできないにせよ、慣れて正しく使えばまず追突することはない。一般道路でも使えるが、先行車がカーブを曲がったりしてアイサイトにとらえられなくなると設定速度まで急加速するのでこの点は要注意だ。時速35km以下だと人も検知して緊急停止してくれるそうだが、さすがに試すわけにはいかない。8万キロ近く走ったかつての愛車ハイブリッドのトヨタSAIの方が、燃費も、アクセルをグッと踏み込んだ時の加速も、はるかにいい。でも、路面が濡れている時とか、カーブを切る時の安定性などは、G4の方が良いような気がする。4輪駆動の強みだろう。

 

自動運転はまだまだ先のこととして、これからの自動車には、ほとんどの車にアイサイトのような、あるいはさらに先進の安全システムが搭載されてくるのだろう。しかし、やはり基本中の基本は慎重な安全走行だ。新車につけた痛恨のかすり傷を戒めとして、心していくようにしたいと思っている。

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