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2015年5月21日 (木)

ボナリ高原ゴルフクラブ

5月のよく晴れた日曜日、福島県のボナリ高原ゴルフクラブでプレーをする幸運に恵まれた。

http://www.bonari.co.jp/golf/

 

実に素晴らしいコースだと思う。私はゴルフ場を選ぶような腕ではないし、特にどこでプレーをしたいというのはないのだが、ここだけは別格で、痛い目に遭いつつも、また来たいといつも思う。今は知らないが、かつてはゴルフ雑誌の日本の人気コーストップ10にいつも入っていた。今回、その一端を紹介してみたい。

 

なお、ゴルフをしない人は興味がないだろうし、正確な英語かどうかは知らないが、ゴルフ用語を逐一説明するのは面倒なので、普段使っているまま表記する。ちなみに、ボナリというのは母成と書き、会津戦争の昔、官軍が会津藩の裏をかいてこの近くにある母成峠を通って会津に攻め入った。それを見ぬいた人もいるにはいたようだが、安達太良山の中麓を横切るようにして母成峠を越えるわけだから、まさかこんなところから、とは普通は考えまい。閑話休題。

 

アウトの3番は日本で最も美しいと言われているパー5で、磐梯山を正面に見る雄大なホール。磐梯山の頂上には晴れた日でも綿帽子のような雲がかかっていることが多いのだが、この日は雲もなく、まだ雪渓が残る山頂がよく見えた。右側は大きな渓谷になっていて、そこに打ち込んだらOB。渓谷を右にみて、ゆるやかに右ドッグレッグでグリーンは左、やや打ち下ろしになっている。飛ぶ人は渓谷をショートカットするそうだが、もちろん私などそんなだいそれたことは考えもしない。左サイドを安全運転するほかない。しかし、左サイドからは第3打がアマチュア苦手の左足下がりになりやすく、さらに、グリーンのガードバンカーが2段構えでしっかり待ち受けていて、我が腕を忘れて無理をすると大叩きとなる。ここのグリーンはインの16番と共通になっているが、何段にもなっているやたら長いグリーンなのでショットが交錯することはまずない。このコースの設計者のロナルド・フリームという人は、磐梯山、渓谷、見おろしの景観を考えつつ絵になるバンカーを配置したのだろう。実に見事である。
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インの11番はあたかも磐梯山に向かってショットするような豪快な打ち下ろしの200ヤードのパー3。ここも名物ホールだ。
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13番は何と650ヤードのロング。やや打ち下ろしとはいえ、私の腕と飛距離では第3打でグリーンをかすりもしない。花道も向かって左側に狭く絞られており、無理をするとまたまたぱっくり口をあけたバンカー。グリーンもやたら難しく、バックティーからだとボギーもなかなかとれない。フェアウェイを歩く人が心なしかうなだれているように見える。
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14番は池を巧みに利用したミドル。ちょい力むと池に落とすはめになる。ここもバンカーが絵になっている。
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15番は池越えのやや打ち上げの210ヤードのショート。バックティーからだと木々の間を抜くように打っていかねばならない。いつも池ポチャかバンカーなのだが、この日は見事に1オン。サイズを小さくした写真だと球がよく見えないが、ピンの上についた。下りのパットを打ち過ぎて痛恨の3パット。
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16番のロングからはバンカー越しに安達太良山がよく見える。550ヤードの打ち上げなので本来は決して易しくはないのだが、ボナリでは優しい方だ。
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最終の18番はクラブハウスに向かって打ち上げていく410ヤードのミドル。写真ではわからないが、ティーから270ヤードぐらいのところにクリークがあって、2打をチョロしたりトップしたりするとよくつかまる。ドライバーがよほどナイスショットでなければおとなしくクリークの手前に刻む方がよい。ちなみに、私に関してはここをパーオンしたことはない。フェアウェイから見るクラブハウスが何ともお洒落だ。余談ながら、福島県外の人であればここでの昼食は蕎麦がお薦め。蕎麦といえば信州が相場かも知れないが、福島県の蕎麦も非常においしい。
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ショットだけでも十分忙しいのに、合間に下手な写真を撮って一部を紹介しただけだが、ボナリはどのホールにも特色がある。半年間クローズになることもあって芝も綺麗で、高原にあるだけに平地より球が飛ぶ。けれども、残酷なまでに美しい、とでも言うのだろうか、ことスコアメイクとなると、ちょっと無理をすれば惨憺たる結果になってしまう。それでも、上級者でも私のようなアベレージでも、ここでプレーすれば、誰しもがまた来たいときっと思うだろう。まだプレーしたことがない人には、是非に挑戦して欲しいとお薦めしたい、そんなコースである。

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