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2014年9月21日 (日)

早秋の吾妻・磐梯を巡る

行事の間で時間が空いたので、早秋と言っていいのか、9月半ばに、まだ通ったことがなかった磐梯吾妻スカイライン、磐梯吾妻レークラインを車で走ってみた。ところどころに見るすすきが秋の訪れを感じさせる。山はまだ青々としていて、これから本格的な秋に向けて一気に色づいてくるのだろう。

 

1xスカイラインからは山の切れ目に福島市街が見える。都市から山の眺望という意味では福島市は信州松本に匹敵するのではないかといつも思っているが、普段は逆を見ているわけだ。福島の場合は松本と違って山岳地に行きやすい。



 

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さらに走っていくと、一切経山の山腹の噴煙が見えてくる。場所によっては車を止めないようにと注意書きがある。火山性有毒ガスの危険があるのだろう。安達太良山では
1997年に死者4名という事故が起こっているし、八甲田山でも起こっている。遠くカメルーンでは1986年に火山から噴出した二酸化炭素や硫化水素で同時に1500人にも及ぶ村人が死亡するという恐怖の事故が起こっている。危ないのは窪地などガスが澱み易い場所で、スカイライン一帯は風が強く、監視もなされているので、注意をきちんと守っていれば心配する必要はない。

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スカイラインからは、遠く磐梯山と猪苗代湖を見ることができる。こういうアングルがあるというのは知らなかった。眺望道路として名高いのも当然のように思える。私の運転技術では冬に訪れる勇気はないけれども、春夏秋冬、どの時期においてもそれぞれに楽しめるのではないだろうか。温泉もこの地域には多くあり、温泉好きの人にとってはまさに浄土かも知れない。


 


レークラインを走っていくと、磐梯山の噴火で堰き止められて形成された湖や沼が散在し、そのひとつの五色沼からは大きく口を開けた磐梯山のもう一つの顔がよく見える。今回改めて知ったのだが、この山は見る方向によって顔貌が本当にさまざまだ。
1888年の大噴火は地球の歴史としてはつい昨日と言ってもいいぐらいの話だが、こんなのが噴火したのでは村人はさぞ生きた心地がしなかっただろう。実際、数百人の犠牲者を出している。

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随分回りくどく道を走ったわけだが、それはそれで道程を楽しんだとして、今回、大きな目的としていたのは実は安達太良山であった。以前に紹介した、天の川を擬したイルミネーションとゴンドラの頂上から見る本物の天の川を見ようと、裏磐梯から猪苗代を経由して、ゴンドラが夜間運航される午後
7時に山麓を訪れた。

http://www.adatara-resort.com/green/illumination.stm
イルミネーションは確かに鮮やかだったのだが、なんと、強風のためゴンドラは運航停止。天候も調べて折角に来たのにと泣き言のひとつも言いたくなるが、これはこれで仕方がない。

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帰途、灯りが全くない山道の脇に車を止めて空を見上げると、今まで見たことがないぐらいの多くの星が輝いていた。あれが「天の川」と、寒さに震えながら、しばし宇宙に思いを馳せる。天の川は我々が所属する銀河を内側から見ているわけだが、オーストラリアの内陸砂漠地帯だとか、南米の山岳地帯から特によく見えると言われている。でも、そんなに遠くにいかずとも、吾妻連峰など、福島の山岳地帯からでも十分によく見えるのではないだろうか。多分そうだと思うけど、これはまた次回の楽しみにとっておくことにしよう。

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